R8C/2Lのクロック
概要
R8C/2Lには、オンチップオシレータが低速,高速の2種類あり、外部クロックの使用も可能。CPUのクロックの周波数は、5V時最大で20MHz。
- 外部クロック: 水晶振動子などをつなぐ
- 低速オンチップオシレータ: 125kHzで動く
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高速オンチップオシレータ: 40MHzで動かせる
(システムクロックとしては分周器で半分以下に分周。分周しない設定は不可)
デフォルトでは、低速オンチップオシレータの8分周(15.625kHz)が選択される。
CPUのクロックはシステムクロックを1, 2, 4, 8, 32分の1に分周したものを
使用できる。
システムクロック源は外部、低速オンチップオシレータの他に、
分周した高速オンチップオシレータのクロックを選択できる。
高速オンチップオシレータの分周比は2-9分周で設定可能。
高速オンチップオシレータへの切り替え
20MHzでCPUを動かすための設定方法は以下の通り
prc0 = 1; //クロック周りのロック解除
cm0 = 0b00101000; //8分周モードオフ
fra0 = 0b00000001; //高速オンチップオシレータ発信開始
fra0 = 0b00000011; //高速オンチップオシレータを選択
prc0 = 0; //ロックし直しておく