R8C/1Bのタイマ


概要

R8C/1Bには、タイマX, タイマZ, タイマC合わせて3つのタイマがあります。それぞれの特徴をざっくりまとめると、 また、どのタイマも値のアンダーフロー/オーバーフロー時や外部入力時、コンペア一致時に割り込みを発生させる機能があるので、外部との接続を切っておけば周期的に割り込みを発生させる用途にも利用できる。
以下、各タイマについて、周期的なタイマ割り込みを発生させる方法を説明します。PWMやパルス幅の測定は別のところで解説します。

タイマX

単純に、タイマモードで動作させればいいでしょう。使用するレジスタはこんな感じ。 [設定例] この通りに設定すると、8000クロックに1回割り込みが発生します。別途、Iフラグは立てること。
txmr = 0b00000000;//タイマモード
tcss = 0b00000001;//クロックソース=f8=8分周
prex = 10-1;//プリスケーラで10分周して使用する
tx = 100-1;//100回に一回割り込む
txic = 7;//割り込み優先レベル7
txs = 1;//カウントスタート。txmr |= 1 << 3と同じ。